こんにちは!
だんだん秋っぽくなってきましたね~
僕にとっては夏が終わってしまうサインなので
少し寂しいですが過ごしやすくなったのは事実です(’・ω・`)
さて、秋といえば食欲の秋ですが
やんちゃなワンちゃんは食欲余って
食べちゃいけないものを食べることがあります。
その一つが『石』です。
今日は石を食べちゃった子についてお話します。
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なんで石を食べるのか?
石を食べちゃう子は実は結構います。
勤務先の病院で飼っている子も砂利をよく食べてます・・・
(良い子はマネしないでください)
この子は口に入れて遊んでるうちに
飲み込んでしまうパターンですが
石を食べる理由はその子によってさまざまです。
石に限らず異食癖(食べ物以外を食べる癖)がある子は
病気のせいで食べてしまう場合がありますので注意が必要です。
貧血になると石や壁、金属をかじったりすることが多い様です。
おそらく少なくなった血を鉄分で補おうと石や金属などを
齧るのでしょうね。
石や金属ばかりかじたりしてる子は
病気を疑って獣医師に相談した方がいいかもしれません。
石を食べるとどうなる?
石は汚れていなければそれ自体に毒性はないです。
そして石は噛んで小さくなったり柔らかくならないので
飲み込むにしても小さな石の場合が多いです。
砂利くらいならそのまま便として排出されることが多いです。
ただし、どの位の大きさの石なら平気なのか獣医師でも判断が難しいのです。
なぜなら犬の大きさによって腸の大きさなども異なります。
大型犬であれば多少の小石は大丈夫ですが
小型犬では小石であってもお腹のなかで詰ってしまう可能性もあるからです。
詰ってしまった場合、症状として
- 腹痛
- 元気がなくなる
- 嘔吐
- 血便
などがありえます。
しかし食べたことが分かってるなら
症状が出る前に対処したいものですね。
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石を食べてしまったらどうすればいい?
↑↑上の図は石を食べてしまった子のレントゲン写真です。
矢印の部分が石です。
この子の食べた石は3cmくらいでしたが
腸の途中で詰ってしまい、おなかを手術して取り出しました・・
こんなケースもあるので石を食べてしまった場合、
明らかに小さい砂利でなければ病院に行くべきです。
石の大きさが分からない場合はなおさらです。
上のレントゲンのように石なら確実にレントゲンに写ります。
そこで獣医師に今すぐとりだすべきか判断してもらいます。
方法として『内視鏡でとる』 か 『手術でお腹を開けてとる』かです。
内視鏡は手術より負担は軽いですが
大きな石であったり胃よりも奥で詰った場合は
取れない場合もあります。
いずれにしろ不安な時は病院に行きましょう!
まとめ
本日のまとめです。
- 石の誤食は犬で多い
- 異食を繰り返す時は病気も考える
- 小型犬などは小さな石でも詰まる可能性あり
- 石はレントゲンで必ずうつる
- 取り出す方法は内視鏡かおなかをあける手術
です。
石に限らず、異食は繰り返すことが多いので
一度危険な目にあった場合はきをつけなければなりません。
それではまた。
最後までお読み下さりありがとうございましたヽ(´▽`)/
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