犬の外耳炎が治らない時は?① ~耐性菌~

10.032015

この記事は2分で読めます

こんにちは!秋も深まってまいりましたねヽ(´▽`)/

 

 

先日、『犬がフンをする際にクルクル回る理由』

という記事を読みました。

 

要約すると

『犬はクルクル回りながら体の方向を南北に向けようとする』

ということでした。

 

その記事をみたすぐ後に入院してる子の散歩をのぞいてみました。

クルクルしていたのでそっと観察していると

思いっきり東を向いてました(笑)

 

 

さて、本日は外耳炎が治らない場合に考えることに

ついて書いてみようと思います。

 

外耳炎はとても多い病気で悩んでる飼い主さんも多いはずです。

 

長いですが重要なのでいくつかに分けて書いていきますね。

 

 

今日の記事は基本として下記の記事を読んでから

こちらをご覧になることをオススメします。

 

以前の外耳炎の記事はコチラ↓↓

『犬の外耳炎の治療とは』

 

 

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治らない時は何を考える?

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薬をあげてるのに治らない・・・

 

薬をつけてる時はよいのにやめるとすぐ再発してしまう・・

 

 

これは獣医師としてよく経験します。

 

この場合、同じ治療してもしょうがないので

なぜ治らないか原因を追究しなければなりません。

 

 

治らない原因としてはいくつかありますが

今回は細菌性の外耳炎について説明します。

 

細菌性の外耳炎で問題になるのが

薬が効かない菌がいるという時です。

 

 

 

耐性菌とは・・

 

細菌に対するお薬といえば『抗生剤』です。

(本当は抗菌薬と言うのが正しいデス。)

 

細菌の中には抗生剤に対して抵抗力をもつものがいますが

これを 菌』 と呼びます。

 

 

この耐性菌は以前まで獣医もあまり意識していませんでしたが

近年、急激に増加している印象があります。

 

 

外耳炎の原因が細菌にも関わらず、抗生剤を使っても

治らない場合は耐性菌の存在を考え、感受性試験という

細菌に合う抗生剤を調べる検査が必要になります。

 

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耐性菌が出た場合の治療

薬

 

感受性試験の結果から適切な抗生剤を

出されると思いますがここで重要なのは

獣医師の指示があるまで勝手に薬をやめない

ということです。

 

症状が良くなったからといって完全に細菌が

いなくなったとは限りません。

 

中途半端にやめると再発するだけじゃなく

今まで効いた抗生剤まで効かなくなる可能性があります。

 

目標の細菌を制御できるようになるまでは

きちんと薬を続けなければなりませんし

その判断は獣医師が行います。

 

 

自己判断は禁物ですよ!

 

 

まとめ

 

本日のまとめです。↓↓

  • 外耳炎で薬が効かない時は原因を探る
  • 抗生剤が効かない耐性菌というのが存在する
  • 耐性菌に効く抗生剤を調べてもらう
  • 薬を指示があるまでやめない

です。

 

耐性菌の存在はよく人間の医療現場で問題となっています。

しかし、現在では動物の方でも耐性菌が増加の一途を辿っています。

 

耐性菌をこれ以上広げないために適切な抗生剤の管理を

飼い主さんだけでなく我々獣医師にも求められています。

 

再度のお願いですが抗生剤を使用する際は

獣医師の指示を必ず守りましょう。

 

 

さて、次の記事は

『犬の外耳炎が治らない時は?② ~食物アレルギー~』

です。

 

 

それではまた。

 

 

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