猫の膀胱炎が治らない! ~特発性膀胱炎~

02.022016

この記事は3分で読めます

こんにちは!

 

まだまだ寒い日が続きますネ。

1月~3月というのは犬の予防すべきものがへりますので

必然的に病院はあったかい時期に比べると暇になります。

 

しかしそんな中でも体の冷えたことによる胃腸炎や膀胱炎、

他にも腰痛は大変多くなります。

 

 

獣医師からすると『膀胱炎は犬より猫で多い』という印象が

一般的ですが実際今日も血尿の猫さんが来院しました(’・ω・`)

 

本日はそんな猫の膀胱炎で治りにくく原因が特定が難しい

『特発性膀胱炎』についてお話しようと思います。

 

 

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猫の膀胱炎の原因とは?

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猫の膀胱炎の原因で多いものとして

細菌性・・・ばい菌による膀胱の感染

尿石症・・・尿石による膀胱粘膜の障害

特発性・・・????

 

が主です。

 

細菌や尿石症の膀胱炎については

犬とほぼ一緒なのでそちらを参考にしてくださいヽ(´▽`)/

 

この記事では『特発性膀胱炎』についてお話します。

 

特発性ってなんだか難しそうですが

簡単に言うと原因不明ということになります。

 

感染症も尿石症もないのに

いつもと違う場所で排尿、血尿、頻尿などの症状が現れます。

別名『無菌性膀胱炎』ともいいます。

 

原因不明ってことは治す方法はないのか?

と、がっかりするかもしれませんが多くのの研究により

特発性膀胱炎の多くはストレスと関連している言われています。

 

その子のストレスを見つけ出し改善することで

膀胱炎症状を改善することができるのです。

 

 

猫のストレスとは?

 

猫のストレスについてはコチラの記事も参照してください。↓

『猫のストレストと寿命に関する2つのポイント』

 

ストレスを改善すれば症状も改善すると言いましたが

まずはそのストレスを発見するのがとても大変です。

 

急に特発性膀胱炎になったのならばここ最近で

きっかけになるイベントがなかったか調べる必要があります。

 

例えば・・

  • 家族が増えた(または減った)
  • 部屋の模様替えをした
  • 近くにノラネコがうろつくようになった
  • お気に入りのものを捨てた
  • ひどく叱った
  • ホテルに預けた
  • 遊ぶ時間が減った
  • トイレが新しいものに変わった
  • 体のどこがに痛みがある

 

などストレスの原因になりそうなものは他にもありそうですが、

もし上記にあてはまるもの、もしくは思いあたる出来事があれば

元に戻したり状況を改善する必要があります。

 

特発性膀胱炎を患って長い場合はなかなか特定が難しくなりますが

  • 同居猫がいる
  • 同居猫との相性が悪い
  • 一人になる時間や場所がない
  • トイレの場所、清潔さ、数、大きさなどの環境が悪い
  • 猫としての本能行動が制限されている
  • 膀胱炎の他に持病がある

 

などがあげられますがこれも例の一部なので

思い当たるものがあれば改善しましょう。

 

特に同居猫いるというのは一見仲が良さそうに見えても頭数が

増えれば増えるほどストレス指数は多くなると言われてますので

特に猫同士の関係や一匹一匹の環境に気を配らなければなりません。

 

また、猫の本能としての行動の制限とはパトロール空間が少なかったり

狩りを彷彿とさせる遊びの不足などを指します。

 

 

~飼い主にできるポイント~

猫にとってストレスのない生活というのは良いフードをあげたり

たくさんかわいがるだけではありません。

 

特発性膀胱炎の治療として薬などにすぐ頼るのではなく、

飼い主として猫の性質を理解して何か不快な点はないか

探し出して改善することが非常に重要です。

これは飼い主さんにしかできないことなのです。

 

 

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 他の治療方法について

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特発性膀胱炎の治療はまずはストレスの除去なのですが

なかなかストレス原因を特定できなかったり、

環境を改善しても膀胱炎症状が改善しない時もあります。

 

その場合は別な方法をとらねばならず、よく使うものは

  • 薬物療法
  • サプリメント
  • フード
  • フェロモン

 

などがあります。

 

薬物療法では抗鬱剤を用います。

これはお薬ですので獣医師の処方が必要になります。

 

よく使われる薬はクロミプラミンパロキセチンがあります。

症状改善に有効な場合もありますが

副作用としてボーっとしたり消化器症状などがでる場合もありますので

全員が使えるわけではありません。

 

 

薬物以外でよく使用する代表的なものをあげると

 

不安感のある犬猫に使用するサプリメントで有名なのは『ジルケーン

 

 

膀胱の炎症を抑えるω3脂肪酸が配合されたフードでは pHコントロール0

 

猫を安心させるフェロモンを放出して気持ちを安定させる効果をもつ『 フェリウェイ

(スプレータイプもありますが気化器タイプが効果が高いと言われてます)

 

などが有名かつ私がよく使用するものです。

 

他にも数え切れないほどありますがそれぞれの子との相性もありますので

色々試さないと分からないかもしれません。

 

しかし、薬物治療などのように副作用がないので

良いものが見つかれば安心して使えるというのはメリットでしょう。

 

 

まとめ

 

本日のまとめです。

  • 性膀胱炎は原因不明だがストレスが関与してる可能性あり
  • 症状はいつもと違う場所で排尿、血尿、頻尿など
  • 治療はストレス原因を見つけ改善することが先決
  • 他の治療は薬物、サプリメント、フード、フェロモンがある

 

です。

 

膀胱炎に限らず猫の精神に関わる病気は

しつけや叱ったりというのは向いていません。

その子を理解して環境を改善するということが地道なようで一番の近道です。

 

容易ではないかもしれませんが辛い状況を打破するためにも

ぜひ一度環境を見つめなおして欲しいと思います。

 

 

本日も最後までお読み下さりありがとうございました。

 

 

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