うちの猫がハゲた!? それはカビかも? ~皮膚糸状菌症~

08.172016

この記事は4分で読めます

こんにちは!

 

今年に入ってから『暑い』という言葉しか

発してない気がします・・

 

もともと冬より夏の方が私は好きなのですが今年は異常ですね。。

 

 

さて、本日は久々に皮膚病のお話です。

今回は『皮膚糸状菌症』

についてお話しようと思います。

 

 

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 糸状菌=カビの一種

 

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上の写真は『皮膚糸状菌』に感染した猫です。

 

皮膚糸状菌をわかりやすく言うと 『皮膚に感染するカビ』 です。

 

さらに身近なものでは人間の水虫に近いものです。

 

人間の水虫は感染者との接触や履物、マットなどから感染します。

じゃあ動物の真菌症はどこから感染するのでしょうか?

 

 

実はこの真菌はどこにでもいます

 

 

元々この真菌は土壌や人家、動物の飼育小屋のホコリなどからも

感染することがあるため特殊な場所にいるというわけではないのです。

 

しかし一番の感染源となるのは

すでに皮膚糸状菌に感染している動物の 『フケ』 や『毛』 などです。

 

 

皮膚糸状菌いると発覚した場合、

治療が完了するまでは他の動物と隔離したほうが良いでしょう。

 

今回は猫の話ですが犬にもうつりますよ!

 

 

皮膚糸状菌症は人間にもうつります!

 

糸状菌はどこにでもいるということと

もう一つ厄介なことがあります。

 

それは 『人にうつる』 ということです。

 

人間も感染した動物のフケや毛に接触することで

感染することがあります。

 

特に注意すべき人は

子供、お年寄り、免疫抑制剤使用中、抗がん剤治療中

の方は特に注意が必要です。

 

上にあげた方は免疫力が低下している可能性があるため

感染する確率もあがりますの注意が必要です。

 

 

予防のために感染した動物に触れたらよく水で洗い流しましょう。

アルコールスプレーなどは糸状菌に対して効果が弱いため

物理的に洗浄するのがもっとも効果的です。

 

 

万が一皮膚に異常を感じたら獣医に尋ねるのではなく

必ず人間の皮膚科を受診してください。

 

そして糸状菌に感染した動物がいることをつげることで

診断の一助となるでしょう。

 

 

私の妻も猫から感染して治るまでなかなか大変でしたので

みなさんも注意してくださいね~(’・ω・`)

 

 

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 皮膚糸状菌の症状と検査

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上の写真は皮膚糸状菌の脱毛部位です。

写真のような脱毛をみたら獣医に診てもらった方が

よいでしょう。

 

 

『猫の皮膚糸状菌』 の代表的な症状は

  • 脱毛
  • フケ
  • 痒み

です。

 

 

猫の場合は痒みがあると

『ノミにでも咬まれたかな?』

と思う方もいるかもしれませんが

上の写真の様にポッコリハゲはかなり怪しいので

色んなところに感染を広げる前に動物病院に連れていきましょう。

 

ちなみに『犬の皮膚糸状菌』の場合は

上の症状に加えて皮膚が赤くなるなどもっと激しい症状を示す場合もあり

見た目だけだと他の皮膚病と区別できない場合も多々あります。

 

 

皮膚糸状菌の治療法

 

この病気の治療は完治するまで時間がかかります。

少しでも治療期間を短くするため獣医師の指示を守りましょう。

 

治療法としては

  • 全身毛刈り
  • 薬浴
  • 外用薬
  • 内服薬

が代表的な治療です。

 

『全身毛刈り』 は大変有効です。

糸状菌は毛にも感染していますので

全身の毛を刈ることで大幅に菌を減らすことができます。

 

丸坊主になるので抵抗があるかもしれませんが

私としては必ずオススメします。

 

『薬浴』 はカビに効く特殊なシャンプーで洗浄することです。

しかし一回で全ての菌が死ぬわけではないので治るまで

定期的に行う必要がありますが、やりかたさえ教えてもらえれば

自宅でも可能なのでできれば実施してほしいところです。

 

 

『外用薬』 は一箇所だけの発症で軽度のものであれば

効果的かもしれませんが脱毛部が複数ある場合は

薬を大量に必要とする上、それほど効果も期待できないでしょう。

基本的に他の治療に加えて行うものです。

 

 

『内服薬』は最も重要です

確実に早く治すには内服薬が必要だと思います。

糸状菌に対しては抗生剤は効きません。

抗真菌薬という特殊な薬を使いますが効果は高いです。

難点は値段がやや高いことと肝臓に負担がかかる場合がある

ということです。

 

治療期間は数週間から1~2ヶ月かかる場合もあり

重要なことは見た目で治ったからと治療を自己判断で

やめないことです。

 

診断時の様な検査をもう一度行い、糸状菌が消えたのを

確認できて治療を完了とする方が確実でしょう。

 

 

まとめ

 

本日のまとめです。

  • 糸状菌はカビの一種
  • 他の動物にも人間にもうつる
  • 急な脱毛や痒みはカビを疑う
  • 治療は組み合わせて行い途中でやめない

 

です。

 

今回はお話が長くなってしまいましたが

意外と感染も多く重要な事が多くて

書くことが増えてしまいました。

 

本当はもっと書きたいところもありますが

今回の知識があれば飼い主さんができることとしては

十分ですしこのぐらいにしておこうかと思います。

 

また犬の糸状菌症を書く機会があれば

そちらで詳しくお話したいと思います。

 

本日も最後までお読み下さりありがとうございました!

 

 

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