こんにちは!
どんどん寒くはなっていますが動物たちが
温度変化になれたのか大分重症患者は減りましたね。
またグッと寒くなった時に第二波が来そうですが
人間も動物も防寒対策はしっかりしたいものですね(’・ω・`)
さて、以前猫エイズについてお話しましたね。↓↓
今回は猫エイズに匹敵する、もしくはそれ以上に怖い病気である
『猫白血病』についてお話しようと思います。
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猫白血病とは?
まずエイズは効いたことあるとしても猫白血病については
よく知らない方も多いのではないでしょうか?
猫白血病というのは
猫白血病ウィルスによる『感染症』です。
ですから他の猫から感染がなければ
発症することはありません。
そして症状は多彩です。
- さまざまな細菌感染症
- 貧血
- 口内炎
- 白血病
- リンパ腫
- その他
その他色々ありますが約1~数年で発症して
ほとんどの子は長生きはできません。
そして猫白血病に対する有効な治療薬はありません。
つまり、猫白血病と診断されてしまったら
年が若い猫だかろうがそうでなかろうが
いつ体調を崩すか分かりませんので
常に気をくばらなければなりません。
どうやって感染するの?
こんなおそろしい病気にならないようにするには
まずどのような形で感染するのかを知っておく必要があります。
感染の原因となるものは
- 血液
- 唾液
- 便や尿
- 涙
などです。
これらから分かる通り、非常に感染しやすく
注意が必要なのです。
感染タイミングの例をあげるとするならば
- お互いを舐めたり体をすりつける行為
- 皿の共有
- ケンカ咬傷
- トイレの共有
- 感染した母猫
- くしゃみ
などでも感染する可能性があります。
猫エイズはかなり深い咬傷じゃないと感染しませんが
猫白血病は唾液中のウィルスの数が多いため
わずかな唾液で感染します。
感染した母猫というのは子供を生む際に
胎盤、母乳、子猫の世話を通して感染する可能性があり
感染した母猫からの感染を免れるのは容易ではありません。。
※ちなみに人間には感染しませんよ!
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予防方法とは?
これまでに説明したとおり恐ろしい病気ですが
猫白血病には有効な予防方法があります!
それはワクチンです。
猫エイズにも一応ワクチンもあるのですが
予防できる確率はそれほど高くなく
まだまだ未完成といわざるを得ません。
しかし猫白血病に対してワクチンはかなり有効なので
猫白血病にかかる可能性がある猫は接種するべきでしょう。
ですが注意点として
『すでに猫白血病にかかっている子には意味がない』
ということです。
自分の子が猫白血病にかかっているか心配な場合は
動物病院で相談しましょう。
血液や唾液で簡単に調べることができます。
~~飼い主にできるポイント~~
飼い主ができることとして
まずは『自分の子が猫白血病のリスクが高いかを見直す』ことです。
ペットショップで買って来て室内単独飼育なら
猫白血病である可能性は低いでしょう。
そしてこの病気は長生きできませんので
高齢であればあるほど感染している確率は低くなります。
しかし元々はノラ猫だったりなど素性が分からない場合は
感染の否定はできません。
また多頭飼育の場合、一匹でもそういう子がいれば
蔓延している可能性もあるので手間と費用がかかりますが
全員調べる必要があります。
そして外に行く猫を飼っている場合もそうです。
外に行ってもケンカをしない猫もたくさんいますが
仲の良いノラ猫とスキンシップをとれば感染してしまう可能性もあるのです。
現在の状況を把握して獣医師に相談すれば
検査やワクチンが必要かどうか最終判断してくれるでしょう。
まとめ
本日のまとめです。
- 感染源はたくさんある
- 感染すると長生きできないし治療法もない
- 人間にはうつらない
- リスクが高ければまずは検査が重要
- ワクチンで予防可能
です。
猫エイズの方が有名かもしれませんが
こっちの方がよっぽど恐ろしいです。
今回の記事が早期発見、早期予防に
つながればと思っています(’・ω・`)
それでは本日も最後までお読み下さり
ありがとうございました。
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