犬がステロイド薬を急にやめてはいけない理由とは?

02.202018

この記事は3分で読めます

こんにちは

 

気温も少しずつ温かくなってきましたね。

去年つらい思いをしたインフルエンザもだんだん

終息しつつあるのでこのままいきたいですね。

 

ちなみに人間のインフルエンザは犬猫にうつることは

稀です(フェレットは注意)のであまり心配しなくても良いと思いますよヽ(´▽`)/

 

本日は皮膚病などでステロイドを長期で使用している方への

注意点をお話しようと思いますので当てはまる方は

一度目を通されても良いかなと思います。

 

 

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そもそもステロイドって何?

 

ステロイドって副作用がすごいんでしょ・・?

使ったらやめられない薬・・

など誤った知識を持つ方も今だにおられます。

 

しかしこれは「ステロイドは悪魔の薬」などと

マスコミに報道された時期があり、それを知っている方は

敏感になるのも致し方ないと思います。

 

もちろん副作用が出ることもあります。

しかし短期間で適切に使用すればあまり心配することはありません

 

そんなステロイドですがそもそもステロイドって何なのかご存知ですか?

 

ステロイドというのはもともと体内で作られている物質です。

腎臓より体の中心近くにある非常に小さい臓器である

副腎というところで作られます。

そのためステロイドの薬は「副腎皮質ホルモン剤」とも呼ばれます。

 

生物にはなくてはならないホルモンの一つで様々な役割が

ありますが薬として使われる場合は

  • 抗炎症作用
  • 免疫抑制作用
  • 血糖上昇作用

などを目的に使用されます。

 

体にもともとある成分なのかと少し安心する部分もあるかもしれません。

 

しかしもともと体で作られる物質であるがゆえの弊害というものがあります。

 

 

ステロイドを突然やめるとどうなる?

 

例えば皮膚病などでステロイドを長期で大量に摂取すると体の中では

どの様な変化が起きるのでしょうか?

 

先ほどステロイドは副腎という体内の臓器で作られるものとお話しましたね。

 

副腎は生命維持に必要な分だけ作って体に放出しています。

しかし、ステロイドの薬を飲むと普段よりもステロイドホルモン濃度があがります。

 

生き物ってすごいもので多すぎたものは作られない様に調整をしようとします。

つまり、副腎にこれ以上ステロイドを作らない様に働きかけるのです。

 

この状態が長期間続くと仕事がなくなってしまった副腎は縮んでしまう

ことがあります。

 

そしてこのタイミングで突然ステロイドの薬を急にやめてしまうと非常に危険なんです。

 

縮んでしまった副腎はすぐに必要量のステロイドを作ることができません。

生命維持にも必要なステロイドは足りなくなってしまい

放っておくと生命に関わることもあるのです。

 

 

よくありがちなのが

『知り合いの人にステロイドは副作用があって怖い薬だからやめた方が良いと言われて

投薬をやめたら元気がなくなってしまった』

というパターンです。

 

長期使用時に投薬をやめる時は副腎が回復して

自分でステロイドを作れるようになるまで薬を少しずつ減量する必要があるのです。

 

 

この様な理由から獣医の指示を守らず勝手にステロイドを長期で使用したり

勝手にやめてしまうのは危険なんです。

 

ステロイドを使用時は必ず獣医師の指示を守って下さい。

 

もし仮に、治療に不安があり他の獣医師の意見が聞きたいと思うことがあっても

長期で使用している場合は急にやめてはいけませんよ。

 

 

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まとめ

 

ステロイドについて本日のまとめです。

  • 短期間で適切に使用すれば副作用は少ない
  • もともとは体で作られる成分である
  • 大量に長期で使用する場合は副腎が縮むことがある
  • 長期使用中に勝手な判断で急にやめると命に関わることもある

です。

 

今回は皮膚病が多い「犬」としましたが他の生物でも同様なことが起こりえます。

猫、その他の動物であってもステロイドの用法用量は

獣医師の指示を守るようにしましょう。

 

薬の値段という問題もありますがステロイド以外の抗炎症薬

というのもありますので長期でステロイドで使用している方は

一度獣医師に相談してみてはいかがでしょうか。

 

 

本日も最後までお読み下さりありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

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