こんにちは!
少しずつ秋が近づいてきましたね。
なんとなくこの時期は秋の花粉のせいか
犬で喘息の様な咳が増えている気がします。
とはいっても咳は重大な心不全や肺の病気が隠れている可能性も
ありますので様子を見すぎずに病院に連れて行ってくださいね。
さて、本日は短い記事ですが猫さんを動物病院に連れて来る時のオススメの
キャリーについてお話したいと思います。
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猫のキャリーの種類
多くの方が知っていると思いますが猫の飼育頭数が犬のそれを抜きました。
それについては色んな要因があると思いますが
私が勤務する病院にも猫の来院がどんどん増えています。
そんな中で実に様々な猫用のキャリーが販売されるようになりました。
アマゾンや楽天見てるだけでも数え切れないくらいの種類のキャリーが
売られています。
見た目重視のタイプから頑丈そうなタイプ、他にもこんなのがありました。
(うちの看護師さんが使っていました。宇宙船みたいでちょっとカワイイ・・)
↓↓
ほんと色々ありますねぇ。。
今回は病院にはどんなキャリーがオススメなのか理由などを交えてお話します。(´▽`)
抱っこで連れ来るのは 「ダメ」 です。
まずキャリーのお話をする前に、私が言っておきたかったことがありあす。
それは、キャリーなしで抱っこで連れてくる方があまりにも多いと言う事です。
絶対にやめてください。
「うちの子は大人しいから・・・」
なんていうのは自分のテリトリー内だけのお話です。
ただでさえ慣れていない病院に連れてこられてストレスがかかっている状態で
例えば大きな音がしたり、犬が覗き込んだり、他の飼い主さんと眼が合っただけで
パニックたりして抱っこから抜けて走り回ってしまうことがあります。
それだけならまだしも気性の荒い犬に咬まれたり、外に飛び出てしまったり
とりかえしのつかない事態に繋がることがあります。
もし、手もとにキャリーがなくて緊急で猫を病院に連れて
行かなければならない場合は「大きめの洗濯ネット」に入れて
バスタオルでくるんで連れてきてもらえれば脱走のリスクは防げます。
参考にしてみて下さい。
キャリーに入れての来院は飼い主さまのマナーとして必ず用意しましょう。
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診察時に向いてるキャリーとは?
さて本題です。
先に言ってしまうと診察時に向いてるキャリーというのは
「上にも横にも大きく開くことができるタイプが理想」 です。
たとえばこういうタイプ↓
じゃあなぜよくある横だけに扉がついてるタイプはダメなのでしょうか?
それは先ほどもお話しましたが猫さんは精神的にとてもデリケートです。
「診察台に上がって扉をあけても中から出てこない」
ということがとても多いです。
猫の診察の理想としては
ゆっくり時間をかけて猫自身が中から出てくるのを待つ
ということですが、やはりうまくいかずにピクリともしない子もたくさんいます。
その場合やむを得ず飼い主さんが猫さんをキャリーから出そうとするのですが
爪でしがみついて出てこなかったり
あまりの恐怖に飼い主さんを引っ掻いたり咬んだりしてしまい
十分な診察ができなくなってしまうことも稀にあります。
自分の猫に咬まれるのはとてもショッキングなことですし
その猫からしても本意なことではありませんので責めることもできません。
しかしやはり診察が必要なこともありますよね。
その様な時、上の扉が開くタイプだとうまく抱っこできる場合があります。
もしくは猫さんは周りが囲まれていると安心する子も多いので
上の扉が開けばキャリーの中に入れたまま必要最低限の診察、
注射の処置などが可能なこともあります。
なるべく猫さんに負担をかけず診察ができるように
キャリーの形なども気にしてあげると良いと思います。(’・ω・`)
まとめ
本日のまとめです。
- 抱っこで連れてくるのはマナー違反で危険
- 緊急時は洗濯ネットを有効に活用
- 来院時のキャリーは上にも横にも大きく開くタイプがオススメ
です。
本当に犬と猫では性質が大きくことなります。
犬をもともと飼っていて今度は猫を飼う予定がある方は
特に猫の性質、性格などを良くしっておくことが重要です。
こちらのサイトでもそのお手伝いができればと思っています。
本日も最後までお読み下さりありがとうございました!!
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