犬の食物アレルギーの検査について

05.062015

この記事は4分で読めます

こんにちは!

ようやく花粉の時期がすぎマスクで耳が痛くなることもなくなり

嬉しいかぎりです。

 

 

さてさて今日は花粉ではなく、最近よく診る

食べ物のアレルギーについてお伝えしようかなと思います。

 

 

人間では戦後から食物アレルギーが少しずつ報告がなされて

現代では当たり前のように良く聞く単語となってしまいました。

 

実際なぜアレルギーが増えてきたのかははっきりとはしてませんが

私の個人的な予想としては大気汚染、食べ物の素材の変化や添加物が

体に蓄積して免疫系に異常を起こしているのではないかと考えています。

 

 

そして最近では犬や猫でもアレルギーという言葉が頻繁に

使われるようになり、食べ物に対するアレルギーの意識も

高まりつつあります。

 

それでは動物の食物アレルギーではどんな症状が現れ、

どんな検査をしてそしてどんな治療方法があるのでしょうか?

 

 

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そもそもアレルギーって何?

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このホームページはあくまでも初心者にも分かりやすくするため

基礎からなるべく専門用語を使わずに書こうと思っていますので

こんな当たり前のこともチョコチョコ書きます。

お付き合いの程よろしくです(´∀`ゞ

 

 

アレルギーっていうのはすごーく簡単に説明すると

体を防御する免疫が、敏感すぎて逆に体に悪影響をおよぼす状況

をいいます。

 

例をあげると花粉症は鼻の中で免疫が花粉を敵と思い込み

敏感に反応しすぎて鼻水やくしゃみが止まらなくなります。

 

 

食物アレルギーも同じです。

特定の食べ物に対して本来害のないものも敵とみなし、

体中の免疫が過敏に反応してしまいます。

 

人間の場合、じんましんや呼吸困難などを起こしてひどい時は死亡します。

 

 

犬の食物アレルギーの症状

 

実は猫の食物アレルギーって実際まだまだ多くないので今回は犬を

中心に書きます。

 

犬の食物アレルギーでは皮膚の炎症や痒み

としてでるのが一番多いです。

時々、耳や眼に症状があらわれることもあります。

 

人間では死亡事故もありますが犬ではほとんどありません

(というか経験もないし聞いたこともありません。)

 

 

おうちの子で皮膚に痒みがあって

治療してもなかなか良くならなかったりすぐ再発したりしていませんか?

 

もしそういう子で下にあてはまる項目がある場合、

食物アレルギーも考慮しなければなりません。↓↓

 

  • 症状がでる数ヶ月の間にフードの種類を変えた
  • 色んなオヤツをあげている
  • 便の回数が多く軟らかい
  • 年齢が若い

 

などが当てはまる子は要注意です。

一度病院で食物アレルギーの検査をしても良いでしょう。

 

 

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 食物アレルギー検査って何をするの?

 

 

 

犬でも猫でも一番確実な食物アレルギー検査は『除去食試験』と言います。

 

その方法は

 

①上記の写真の様な『アレルギーを起こさないフード』を1~2ヶ月食べる

※注意点としてフード以外にオヤツなど一切禁止。

 

②⇒症状が改善された場合、元のフードが本当に原因であるのか

以前の食生活に戻して1週間程様子をみる。

(再攻撃試験といいます。)

 

⇒症状に改善がない場合、別の素材を使用したフードで試す。

または次の検査に移行する。

 

③⇒元の食生活で症状が悪化した場合食物アレルギーありと診断。

 

⇒症状の悪化がない場合食物アレルギーとは言えず、他の原因を探す。

 

 

この検査としては症状を見ながら行いますので

自己判断で行わず動物病院に相談して適切に行いましょう。

 

またプロセス①のフード以外のものを一切与えないというのがとても

大事な上さらに一番のネックとなります。

 

『かわいいからつい・・・』と思ってオヤツあげてしまうのが人情ですよね。

 

しかしこの行為は絶対ダメです。

 

なぜなら万が一このたった一つのオヤツのせいで

本来改善するはずの症状が改善しなかった場合、

『この子は食物アレルギーではないかも』

と、誤診してしまう可能性がある のです。

 

というわけでこの検査はご家族全員の理解と協力が必要です。

もし、この検査を行っている最中に間違って何かオヤツをあげてしまった時は

獣医師にキチンと報告しましょう。(そんなに怒られないと思いますよ)

 

 

人間みたいに血液検査はしないのか?

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たまにテレビの健康番組で

『あなたは小麦にちょっとアレルギーがありますね~』

とかやっています。

 

実は犬でも同じような検査があります。

 

その検査は血液をとって専門機関に送ります。

しばらくすると結果が用紙にプリントされ送られてきます。

 

そこには

『鶏肉(アレルギーなし) 牛肉(注意) 豚肉(アレルギーあり)』

 

という風に分かりやすく注意すべき食べ物が書いてあるのですが

ここで難しいのは動物の場合、この検査は正確性が高くないということです。

 

実際にはアレルギー症状が出ない食べ物も

アレルギーありと判定されてしまう事があります。

 

 

もちろん全くデタラメというわけでもないのでフードの原材料選びの参考にはなりますが

やはり本当に食物アレルギーが原因で皮膚症状がでているのかを診断するには

除去食試験が一番正確です。

 

 

食物アレルギーだと分かったら

 

もし除去食試験などで食物アレルギーと分かったら生涯に渡る

フードの管理が必要です。

 

食事管理だけでは痒みが治まらない場合は痒み止めなどを

飲ませる場合もありますが多くは食事だけで改善します。

(もし改善が中途半端なら他の病気なども一緒にもってるかもしれません)

 

ずっと同じフードはかわいそうと思うかもしれませんが

『アレルギー用のフード以外食べちゃダメ!!』

なんてことは言ってるわけではありません。

 

さっきもお伝えしたように管理が必要なのです。

手順を守ればオヤツだってあげられる様になります^^

 

食べられる素材を探す手順↓↓

 

皮膚症状が落ち着くまで指定のアレルギーフードを食べる。

1種類のあげたい素材を選ぶ。例として鶏肉なら家でゆでたささみを

オヤツとしてあげる。(色々混ざった市販のオヤツはダメ

③1ヶ月程オヤツは鶏肉限定にし、症状がでなければ鶏肉はOKとする。

④別の素材を同じ様に1ヶ月程試し、食べられる種類を調べながら増やしていく

※症状がでた場合そのオヤツは中止して①に戻る。

 

この様な手順を踏めば一生同じものだけ食べなければならない

と不憫に思う必要もなくなりますよ(´∀`ゞ

 

 

まとめ

 

  • アレルギーというのは敏感すぎる免疫が体に影響を与える事
  • 犬では主に皮膚の炎症や痒みとして現れる
  • 検査は除去食試験が正確。血液検査は参考として使用する。
  • 治療は生涯にわたる食事管理

 

食物アレルギーは診断や治療に根気がいりますが

薬使用が少ない病気でもあります。

 

きちんと診断して不必要な薬はなくしてあげましょう!

 

今回は少し長めでしたが

最後までお付き合いいただきありがとうございました!!

 

 

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